
前回の記事、ゼロから学ぶ投資の基礎①では、「証券会社って何?」を説明しました。
次に多い疑問が、これです。
「投資って、どうやって利益が出てるの?」
「誰のお金が増えてるの?」
ここが分からないと、どうしても投資って怪しく見えてしまうんですよね。
今日はこの部分を、できるだけシンプルに説明します。
投資の利益は、大きく分けて2つだけ
投資で利益が出る仕組みは、実はそんなに複雑じゃありません。
基本はこの2つだけです。
① 値上がりしたときの利益(値上がり益)
これはイメージしやすいと思います。
- 100円で買ったものが
- 120円で売れた
この差の20円が利益です。
株や投資信託も、考え方は同じ。安く買って、高く売れたら利益。
② 定期的にもらえるお金(配当・分配金)
もうひとつがこれ。
- 会社が出す配当
- 投資信託が配るお金(分配金と呼びます)
これは、投資商品を持っているだけでもらえるお金です。
会社によってもらえる時期や頻度、条件が決まっており(半年ごとや年1回、1年以上保持など)、
毎回もらえるとは限りませんが、
「値上がりしなくてもお金がもらえる場合がある」
という点は覚えておいてください。
じゃあ、そのお金はどこから来るの?
ここ、すごく大事です。
投資の利益は、どこかから“湧いてくる”わけではありません。
値上がり益の場合
- 会社が成長する
- 利益が増える
- 将来に期待が集まる
その結果、「この会社の価値は高そうだ」と思う人が増えて、
株の値段が上がります。
配当(分配金)の場合
- 会社が利益を出す
- その一部を「株主に還元しよう」と決める
つまり、会社がちゃんと稼いだお金です。
投資って、誰かが損してるんじゃない?
よくある不安がこれ。
「誰かの損の上に、自分の利益があるんじゃないの?」
もしそうなら自分が儲かっても気持ち良くないですし、
いつかは自分が損する側になるんじゃないかと気が気ではないですよね。
安心してください。短期的には売買の相手はいますが、投資の本質はそこじゃありません。
投資は、
- 会社が成長する
- 経済が大きくなる
- 価値が増える
この流れに乗る行為です。
ゼロサム(誰かが必ず損する)ではない
という点は、ギャンブルとの大きな違いです。
「なんとなく怪しい」と感じる理由
投資が怪しく見える理由は、だいたいこれです。
- 利益の仕組みを知らない
- お金の流れが見えない
- ニュースが極端な話ばかり
でも仕組みを知ると、
「あ、普通にビジネスの話なんだ」
と感じる人が多いです。
初心者が最初に意識しなくていいこと
この段階では、まだ考えなくてOKです。
- どれを買うか
- いつ売るか
- いくら儲かるか
まずは、「投資で利益が出る理由」
が分かれば十分です。
まとめ
- 投資の利益は、値上がり益と配当(分配金)の2つ
- お金は会社の成長や利益から生まれる
- 怪しい仕組みではない
ここが分かると、投資に対する見え方がかなり変わってくるはずです。
次回予告(全5回③)
次は、「株って、結局なにを買ってるの?」
- 紙切れじゃないの?
- 会社の一部ってどういう意味?
このあたりを、またゼロから説明します。
Wrote this article この記事を書いた人
エフ 男性
3歳の息子と1歳の娘を育てる2児の父。 2人目の誕生をきっかけに1年間の育休を取得し、家事・育児に全力で向き合う。 10年以上にわたり投資を続け、元本を倍以上に育ててきた。 「堅実な投資」と「合理的な節約」がモットー。 FP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。妻は専業主婦。 家族との時間と、お金のゆとりの両立を目指している。