
ここまでで、
- 証券会社は「売買の窓口」
- 投資で利益が出る仕組み
は、なんとなく見えてきたと思います。
でも次に、だいたいここで止まります。
「株って、結局なにを買ってるの?」
「紙切れを売り買いしてるんじゃないの?」
今日はこの疑問を、できるだけイメージしやすく説明します。
株は「会社の一部」を持つこと
まず結論から。
株を買う=その会社の一部を持つこと、です。
といっても、
- 会社を経営できる
- 社長になれる
みたいな話ではありません。
「この会社を応援する側に回る」
くらいの感覚で大丈夫です。
推し活で考えると分かりやすい
ここで、ちょっと例え話をしますね。
株は“推し活”に似ています。
推し活って、こんな感じですよね?
- この人(このグループ)好きだな
- これから伸びそう
- 応援したい
だから、
- ライブに行く
- グッズを買う
- お金や時間を使う
株の場合はこうなります。
- この会社いいな
- これから成長しそう
- 応援したい(=期待している)
だから、
- 株を買う
- お金を出す
株は「お金で応援する推し活」みたいなものです。
推しが成長すると、何が起きる?
推し活でも、
- 人気が出る
- 知名度が上がる
- ファンが増える
と、推しの評価が見直されて、グッズやライブチケットの価値が上がりますよね。
株も同じで、
- 会社の業績が良くなる
- 利益が増える
- 将来が期待される
すると、その会社の株を欲しい人が増えて、値段が上がることがあります。
これが、値上がり益です。
配当は「ファンへのおすそ分け」
会社によっては、
「今年はうまくいったので、応援してくれている人におすそ分けします」
という形で、配当と呼ばれるお金を出すことがあります。
これが、「株を持っているだけで定期的にもらえるお金」です。
また、配当に加えて、株主には優待特典があります。
お店の割引クーポンや日用品・食料品などがもらえます。
推し活でいうと、ファンクラブ特典みたいなイメージですね。
「誰かが損してる感じ」がしない理由
- 推しが成長する
- 会社が成長する
- 応援した人もうれしい
推しや会社の成長は、誰かを出し抜いているわけではなく、個人やグループの努力の結果です。
だから投資は、ギャンブルとは根本的に違います。
もちろん、うまくいかないこともある
デメリットも正直に伝えます。
- 推しが思ったほど伸びない
- 会社の業績が悪くなる
そうすると、
- 株の値段が下がることもある
だから、「余剰金で」「少額から」が大事、
という話につながります(このあたりは、もう少し先の実践編で書きます)。
初心者は、ここまで分かればOK
この段階では、
- 株を選ぶ力
- 株を買うタイミング
などは、まだ考える必要はありません。
まずは、「株=会社を応援する権利のようなもの」
このイメージを持てれば十分です。
まとめ
- 株は紙切れではない
- 会社の一部を持つこと
- 推し活の「お金で応援する版」に近い
- 会社が成長すると価値が上がる
ここまで来ると、投資の正体がかなり見えてきたはずです。
次回予告(全5回④)
次は、投資信託って何?を「箱推し」でやさしく解説します。
Wrote this article この記事を書いた人
エフ 男性
3歳の息子と1歳の娘を育てる2児の父。 2人目の誕生をきっかけに1年間の育休を取得し、家事・育児に全力で向き合う。 10年以上にわたり投資を続け、元本を倍以上に育ててきた。 「堅実な投資」と「合理的な節約」がモットー。 FP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。妻は専業主婦。 家族との時間と、お金のゆとりの両立を目指している。