
ここまでで、投資のイメージ、だいぶ湧いてきたのではないでしょうか。
- 株は単推し
- 投資信託は箱推し
- 投資はギャンブルじゃない
じゃあ次の疑問は、これですよね。
「リスク資産はそもそも買った方がいいの?」
「買うとしたら結局、何を買えばいいの?」
今日はここを、「考え方」だけお伝えします。
銘柄名や商品名は、あえて出しません。
リスク資産はそもそも買った方がいいの?
私の「ゼロから学ぶ投資の基礎①〜④」を全て読み、
『「投資=怖い・ギャンブル?」と思っている人に、最初に読んでほしいQ&A』も読み、
投資がどのようなものかを理解した上で、自分自身で判断してください。
私から特定の投資商品を勧めたり紹介することはありませんし、FPの制約上、できません。
結局教えてくれないの?と思われるかもしれませんが、
投資は誰かに勧められた商品をそのまま購入するような属性の買い物ではありません。
責任を誰かに押し付けて買うものではないのです。
迷いがある場合は買わない方がいいです。
今後も投資の判断に必要な情報は発信していきますので、
納得できたときに、また考えてみてください。
まずは「応援したい分野」を選ぶ
投資は、「お金を出して、世の中の一部を応援すること」
だと考えると分かりやすいです。
- 日本の会社を応援したい
- 世界全体の成長を応援したい
- テクノロジーが好き
- 安定した業界がいい
推し活で言えば、
「このジャンル、伸びそうだな」
「この世界観、好きだな」
くらいの感覚でOKです。
完璧な答えは必要ありません。
値動きにどれくらい耐えられるか
次に考えるのは、これ。
「値段が上下しても、どれくらい平気か」
投資では、上がることもあれば下がることもあります。
ここで大事なのは、
- 理論
- 正解
ではなく、自分の気持ちです。
例えば…
- 少し下がるだけで不安になる
- 毎日価格を見てしまいそう
というのなら、値動きが大きいものは向いていません。
逆に、
- 長期なら気にしない
- 多少上下しても放置できる
というのなら、少し値動きのあるものでも大丈夫です。
どれくらいのリターンが欲しいか
ここも大事なポイント。
何のために投資をするのか、ということに関連してきます。
- 物価上昇に負けたくない
- お金の価値を守りたい
この場合は、物価上昇率と同じくらいのリターンがあれば十分です。
一方で、
- もう少し増えてほしい
- 将来に余裕を持ちたい
なら、それなりの値動きも受け入れる必要があります。
分からないなら「広く持つ」でOK
ここまで読んで、「正直、よく分からない…」
と思った人もいるはずです。
でも、それでいいです。
そういう場合は、「できるだけ幅広い投資を選ぶ」
これが一番ラクで、続きます。
幅広い投資=リスク分散
- 国も
- 業界も
- 会社も
広く分けて持てば、どこかが不調でも、どこかが支えてくれる。
「箱推しの中の箱推し」みたいなイメージですね。
初心者がやらなくていいこと
最後に、これははっきり言っておきます。
- 当たりを狙う
- 一発逆転を考える
- 完璧なタイミングを探す
これ、全部いりません。
投資は「選び続けること」じゃない
投資って、
- 毎日判断するもの
- 常に売買するもの
と思われがちですが、違います。
初心者の投資は、決めたら、あとは続けるだけ。
これで十分です。
なぜ「決めたら、あとは続けるだけ」でいいのか
ここで、「本当にそれでいいの?」
と思う人もいると思いますが、理由はシンプルです。
投資で一番ブレやすいのは、
- 何を買うか
- いつ買うか
ではなく、
途中で気持ちが揺れることだからです。
多くの初心者がうまくいかなくなるのは、
- 下がったから怖くなってやめる
- 上がったから欲が出て変える
- 情報を見すぎて迷子になる
このどれかです。でも逆に言えば、
最初に考えて決めた方針を大きく変えずに続けるだけで、かなりの人より有利になります。
投資の世界ではよく、
- プロより
- 頭のいい人より
「やめなかった人」が勝つと言われます。
毎回うまい判断をする必要はありません。
続けること自体が、戦略になります。
初心者が「何もしない」ことの強さ
もうひとつ、大事なことがあります。
初心者にとっては、
- 何かを頻繁にする
よりも - 何もしないでいられる
ことの方が、ずっと難しくて、ずっと価値があります。
値動きがあっても、
- 見ない
- 触らない
- 変えない
これはサボりではなく、ちゃんとした選択です。
特に、
- 生活に支障が出ない範囲
- 余剰資金
でやっているなら、焦る理由はどこにもありません。
補足
例えば投資商品を買って、その価値が上がったり下がったりしても、
その商品を売るまでは結果が確定しません。
投資商品は長期的に見ると値上がりする確率が高い(期待値が大きい)ので、
長期投資が前提であれば、価値が下がっても、売らずに、
再び価値が上がるまで何もしないで待つ、というのも立派な戦略となります。
ただし、どれくらいの期間で価値が戻るのかは分からない(10年以上戻らないこともある!)ので、
基本的には余剰資金で運用している場合の戦略となります。
このシリーズを通して伝えたかったこと
投資は、
- 才能のある人だけのもの
でも - 勉強し尽くした人だけのもの
でもありません。
「考えてから、続ける」
それができる人なら、誰にでも向いています。
完璧な商品を選ぶ必要も、完璧なタイミングを当てる必要もありません。
大切なのは、
- なぜ投資をするのか
- どこまでなら平気なのか
これを、自分の言葉で理解しておくこと。
ここまで読んで、
「少し分かった気がする」「なんとなく怖くなくなった」
そう感じたなら、それだけでもう十分です。
投資は、人生を賭けるものではありません。
人生を壊さずに、世の中とゆるくつながる方法のひとつです。
余剰資金で、
自分のペースで、
続けられる形で。
それが、このシリーズで一番伝えたかったことです。
予告
近いうちに、投資商品にはどのような種類のものがあるのか、
それらはどのような特徴があって、どういう人に向いているのかを
優しくまとめた記事を発信しますので、興味のある方は是非そちらをご覧ください!
また、本基礎編の続編として、今度は実際の取引画面を見せながら投資商品の買い方を説明する
「実践編【全5回】」を発信していく予定なので、興味のある方は是非そちらもご覧ください!
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【全5回】ゼロから学ぶ投資の基礎④
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Wrote this article この記事を書いた人
エフ 男性
3歳の息子と1歳の娘を育てる2児の父。 2人目の誕生をきっかけに1年間の育休を取得し、家事・育児に全力で向き合う。 10年以上にわたり投資を続け、元本を倍以上に育ててきた。 「堅実な投資」と「合理的な節約」がモットー。 FP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。妻は専業主婦。 家族との時間と、お金のゆとりの両立を目指している。