育休を取ると、毎日の家事・育児の比重が一気に増えます。
だからと言って、家事を全部“半分こ”にするのは非効率で、精神的にも摩耗しやすいです。
最適解は「担当制」。そして自分が1つ多く仕事を引き受けること。
この記事では、私自身が育休で試行錯誤してたどり着いた家事分担の仕組みと、後から気づいた大事な反省点をまとめます。
なぜ「全部“半分こ”」はうまくいかないのか
家事を仕事の量で見て、半分ずつに分けていくやり方は、一見平等に見えます。
しかし、実際にはこういうことが起きます。
- 自分がやるつもりだった作業を妻が先にやってしまう
- 片方の作業待ちが発生して効率が落ちる
- やった/やってないの見え方がズレて不公平に感じる
つまり、家事をひとつやるにしても確認が必要になり、自由に動けなくなるんです。
家事はプロジェクト管理ではないので、確認作業が増えると無駄に疲れます。
◆解決策:家事は「担当制」で運用する
おすすめは、家事を“分担”ではなく“担当”にすること。
- 「分担=毎回相談して割り振るイメージ」
- 「担当=仕事そのものを受け持っておくイメージ」
例:我が家ならこんな感じ
| 家事・育児 | 担当 |
| 朝ごはん、片付け | 夫 |
| 昼ごはん、片付け | 夫 |
| 夜ごはん、片付け | 夫 |
| 掃除、ベッドメイク | 妻 |
| 洗濯、乾燥、収納 | 妻 |
| 夜泣き、ミルク対応(前半) | 妻 |
| 夜泣き、ミルク対応(後半) | 夫 |
このように、仕事の内容で担当を決めてしまった方が、誰がやるか迷うことがなく、
担当の範囲で自分の裁量で回せるため、チームとしてスムーズに動けます。
半月や1か月毎に担当を交代すれば、マンネリを防げますし、家事・育児スキルも偏りなく上げられます。
さらに大事なのは「自分が1タスク多く引き受ける」こと
担当制でうまく回るようになっても、育児家庭では“妻にしかできない/どうしても妻側に偏りがちな”負荷が発生します。
- 夜間の母乳授乳・搾乳など、母親にしかできないタスク
- 授乳による寝不足や体調管理といったメンタル負荷
- 上の子(未就園)が「ママじゃないと無理」となる場面の対応
- 離乳食の固さ調整や服・肌着のサイズ管理など、ママ側にノウハウが蓄積してしまいがちな領域
こういった「見えない家事」は、担当制であっても妻の負担として積み上がりがちです。
そこで意識したいのが、見えない家事も含めて妻に「全体を50:50で割り振ってもらい」、そのうえで自分が意図的に1つ多く引き受けるというやり方です。
自分51:相手49でも心理はこう変わります。
| 状況 | 担当が同数 | 自分が多め |
| 自分が失敗・遅れる | 「約束破った!」となりやすい | 「普段多めにやってる」から許されやすい |
| 相手が疲れている | 負担が偏りやすい | 余裕を渡せる |
家事の総量をきっちり半分にすることが目的ではなく、
“心の余白を相手に渡すこと”こそが本質的な家事分担なんだと気付きました。
これは、私自身の反省から出た結論です。
育休中の私は、
「割り振られた家事の半分はちゃんとやってるし、これで平等だろう」
とどこかで思っていました。
でも、妻の疲れ具合や何気ない表情から、細かいタスクや精神的な負荷が妻側に多く乗っていたことに気づきました。
家事には「見えない仕事」が多く、それを拾う習慣があるほうが負担を多く抱えがちです。
だからこそ、次に同じ状況になったら、“+1タスクは必ず自分が引き受ける”
と決めています。結局のところ、
「余裕がある時だけ手伝って感謝される」ではなく、
「毎日の習慣として1つ多く担う」
これが想像以上に効くんですよね。
家庭全体の空気が柔らかくなるし、何より相手のメンタルが軽くなります。
担当制+自主的に多めにやることで得られるメリット
✔ 家事の「すれ違い」が減る
✔ 相談・確認が減る
✔ お互いに余裕が生まれ、関係が良くなる
✔ 自分が育児に「参加してる感」でなく「自分も家庭を回している実感」が得られる
特に育休中の男性は、「やらされているサポート役」から抜け出すための設計としても重要です。
まとめ:育休で見つけた分担ルールの最適解
家事・育児を“平等に”分けるより、チームとして効率よく回すことが大切。
- ✕ 全部“半分こ”
- ◎ 明確な担当制
- ◎ さらに自分が1つ多く引き受ける
家事・育児は「平等」より「余裕」。
ルールより関係性。
家庭運営は数字で割り切れないけれど、仕組みを整えると確実に楽になります。
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Wrote this article この記事を書いた人
ゆ様 男性
3歳の息子と1歳の娘を育てる2児の父。 2人目の誕生をきっかけに1年間の育休を取得し、家事・育児に全力で向き合う。 10年以上にわたり投資を続け、元本を倍以上に育ててきた。 「堅実な投資」と「合理的な節約」がモットー。 FP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。妻は専業主婦。 家族との時間と、お金のゆとりの両立を目指している。