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前回の記事では、育休中の家事・育児分担ルールについて紹介しました。
今回はその続きとして、育休中の家事の中でも特に負担が大きい「料理」について、
実体験を通してたどり着いた時短の仕組みを紹介します。
育休中に限らず、共働き家庭でも「時間が足りない」という点は同じ。
無理なく回る料理の仕組み作りの参考になれば嬉しいです。
料理担当は“期間ごとの交代制”で丸ごと任せる
我が家の場合、妻は1人目が生まれたタイミングで退職し、家事・育児に専念していました。
料理スキルも段取り力も、正直なところ、妻のほうが圧倒的に上。
それでも、育休期間は自分も家事に本気で向き合いたいと思い、
まずは「1ヶ月ごとに料理担当を交代する」ルールで始めました。
ただ、実際にやってみると
- 献立を考え続けると後半しんどい
- 月末と月初で区切ると切り替えしにくい
- 長期担当は「飽き」と「マンネリ」で辛くなる
と分かり、途中から半月ごとの交代に変更。結果、
- 料理の負担が軽くなる
- 「もうすぐ交代だから頑張れる」という心理的メリハリ
- 互いの料理スキルの成長が速い
と想像以上にうまく回りました。
👉 これから育休に入る人には、最初から半月交代制を強くおすすめします。
料理担当=買い出し担当にした理由
これは重要なポイントです。
料理担当と買い出し担当を分けると、逆に非効率になります。
| 起きがちな問題 | 解決策 |
| 買った食材が料理担当とズレる | 同一担当にする |
| 献立が立てにくい | 自分で調達すればOK |
| 「これ誰が買う?」で面倒 | どっちが担当か明確になる |
もちろん、買い出しには家族全員で行くことも多かったですが、
- 必要な食材の判断
- カゴに入れる最終決定
- 献立から逆算した買い物計画
は料理担当が主導していました。
※ 荷物を持つ・子どもを見る・欲しいものを追加するのは非担当側もやる。
食事づくりの基本方針
育休は「家事を極める期間」ではありません。
育児が最優先なので、料理も「頑張りすぎない設計」にしました。
朝ごはん:20分以内が絶対ルール
- ご飯+味噌汁+納豆など市販品
- 卵料理+ウインナー焼くだけの洋寄り
- パン+スープ+サラダで完結
→ 手間より「食べられる状態」を作ることを重視。
昼ごはん:冷凍 & 麺類をフル活用(1週間ローテ)
例:
| 曜日 | メニュー |
| 月 | ラーメン |
| 火 | パスタ |
| 水 | うどん |
| 木 | 焼きそば |
| 金 | 冷凍チャーハン |
| 土 | 冷凍ピザor冷凍ドリア |
| 日 | 弁当or外食 |
“考えない仕組み”を作るのが最大のコツです。
夕ごはん:基本形テンプレを作る
ごはん+味噌汁+主菜+副菜の4点セット
- 主菜は味付け済み肉 or 調味料で失敗しない系(回鍋肉、青椒肉絲、麻婆豆腐の素など)
- 副菜は作り置き(きんぴらごぼう、もやしナムル・きゅうり塩昆布・ほうれん草おひたし、かぼちゃの煮付けなど)
市販調味料はフル活用でOKです。
離乳食は「まとめて作って小分け冷凍」が最強
離乳食を毎回手作りすると手間が大きく、担当制が崩壊しやすいです。
そこで我が家は、週1〜2回まとめて作る方式に統一しました。
手順:
① 野菜・タンパク質をまとめて下処理
② 裏ごし/刻む→混ぜる
③ 小分けトレイ(30〜100ml)へ
④ トレイごと冷凍してストック(必要に応じて保存袋)
メリット:
- 解凍するだけで完成
- 味・量の再現性が高い
- 料理担当が変わってもスムーズに引き継げる
料理担当制で気づいたこと(リアルな感想)
- 役割が明確で「手伝ってる感」が消える
- 自分の料理スキルが確実に伸びる
- 家事全体の大変さが実感できる
- なんとなく半分ずつはケンカの原因になりやすい
→ 精神面・時短面ともに、担当制のメリットは大きかったです。
夫婦で料理スキルに差がある場合の工夫
料理経験に差があるのは当たり前。
ただ、得意な方だけがずっと担当すると、
- 負担が偏る
- 苦手な側が大変さを理解できない
という問題が起きます。
おすすめは、
苦手な側でも一度は「丸ごと料理担当」を経験すること。
理由は、
- 食材管理・買い出し・調理・片付けまでの作業量が実感できる
- 「やってあげてる」から「自分の担当」へ意識が変わる
- 他の家事にも理解が広がる
そのうえで、
- 「料理担当はしない代わりに、他の家事を多く引き受ける」
- 「料理は妻、洗濯・その他ルーティンは夫」
など、役割分担の調整は全然アリ。
大事なのはフェアであることです。
ただ、育休が半年〜1年以上なら、
今回紹介した“最低限回る料理スキル”は身につけておくと、確実に生活が楽になります。
まとめ
育休中の料理は「完璧にこなす」より「仕組みで回す」が正解。
- 半月交代制がちょうどいい
- 料理担当=買い出し担当で一貫
- 朝は20分・昼はローテ・夜はテンプレ
- 離乳食は小分け冷凍で再現性UP
料理が苦手だと感じる人には、こんなサービスも選択肢になります。
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Wrote this article この記事を書いた人
ゆ様 男性
3歳の息子と1歳の娘を育てる2児の父。 2人目の誕生をきっかけに1年間の育休を取得し、家事・育児に全力で向き合う。 10年以上にわたり投資を続け、元本を倍以上に育ててきた。 「堅実な投資」と「合理的な節約」がモットー。 FP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。妻は専業主婦。 家族との時間と、お金のゆとりの両立を目指している。